「鉱泉」って、いまどき言う?
「鉱泉(こうせん)」って、最近あんまり聞かない言葉かもしれません。
でも、下部温泉ではいまもわりと普通に使われてる気がします。
うちのミネラルウォーターも、「天然鉱泉水 信玄」ですし。
特に違和感なく使っていますが、これ実はちょっと古い表現らしい…!シラナカッタ
てことで、“鉱泉”を少し調べてみることに◎
昔は温泉のことをぜんぶ“鉱泉”って呼んでいた時代があったそう。
温泉法ができる前の話で、戦前とか昭和のはじめくらいまでらしいです。
「鉱泉宿」とか「鉱泉地」って呼び方も、たぶんその名残なんですね。
ちなみに、いまの法律(温泉法)では温度や成分が一定以上の条件を満たすと“温泉”とされていて、うちのぬる湯(約30℃)も、れっきとした「温泉」ってわけなんですが…
このへんでは昔ながらに「鉱泉」と呼ぶことも多くて、なんとなく愛着のある言葉として残っています。
ちょっと懐かしくて、やさしい響きの“鉱泉”。
いまはあまり使われない言葉だけど、この土地ではまだまだ現役です♨︎
「ちょっと古くて、ちょっといい言葉」
そんなふうに思ってもらえたらうれしいです😊