2021年5月12日、NHK朝のニュースで当舘が紹介されました。

 

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小規模企業白書は中小企業庁が毎年公表していて、

今年は新型コロナウイルスによる苦境をどう乗り越えるをテーマに全国の事例が紹介されています。

このうち、身延町の下部温泉の温泉旅館「古湯坊 源泉舘」は、〝心が伝わる手書きのニュースレターで築いた顧客とのつながりに支えられた温泉旅館〟として紹介されいます。

この温泉旅館では、しあわせの源（もと）だよりと題したA3サイズのニュースレターを、平成21年6月から毎月休むことなく発行し、過去１年間の宿泊客に郵送しています。

文章は経営者の夫婦が中心となってすべて手書きで執筆され、

温泉の効用やスタッフが紹介する近隣のグルメ情報、それに翌月の予約状況のほか、夫婦の初孫の成長記録なども書かれています。

このニュースレターは心温まる内容が評判を呼びリピーターの増加にもつながり、去年感染拡大の影響で休業を余儀なくされたあと、減少した顧客を取り戻すきっかけにもなったということです。

この温泉旅館の取り組みは、中小企業庁のホームページで公開されていて、来月に中小企業白書と共に書店などで販売される予定の小規模企業白書の冊子にも掲載されます。