だからこのお湯を「魔法の湯」と呼んでしまうのです。

エアロビインストラクター 健康運動指導士 杉田 欣也さん 2003.12.09

 今から約3年前の事です。私が競技エアロビクスの練習中に左膝をケガした時です。元々、左膝半月板損傷で手術をしている膝でしたから、父のすすめで以前から温泉治療を続けていましたが、いろいろな温泉で「お兄ちゃんなら下部の源泉館がいいよ。」と言われ、私は迷わず下部に向かう事になり、そこで、“魔法の湯”と出会う事になりました。「信玄のかくし湯」という名前だけあって神秘的な空間が広がっていた。

 実際に入浴してみることに・・・足先がお湯に触れた瞬間“やわらかい”そして何よりも“透きとおってきれいだ”普通の温泉ではないと感じさせられた。5分が過ぎ、体の芯から温かくなり、15分が過ぎ、体中に“泡”がつきはじめた。不思議な気持ちになり、ふと痛めた左膝を動かしてみるとスムーズに動いたのです。

 びっくしりました。45分が過ぎ上がろうとして1歩目を踏み出してみると「何てことでしょう?」ケガをしていたはずの膝の痛みが軽くなり今までの自分の足ではないように動くのです。未だにこの時の感触ははっきり覚えています。だから今でもこのお湯を信頼しているのです。

 今では、月に1度は必ず来るようにしています、全身の疲れをとるために。私は、この源泉館に助けられました。でもどうしてこんなに膝が良くなったのか未だにわかりません。

 だからこのお湯を「魔法の湯」と呼んでしまうのです。