『好き』を共有してくれる人を、大切にしたい
最近ちょっと思ったことがありまして。
どんな仕事でもそうだと思うんですが、
悪い口コミは驚くほど早く広がるのに、
良い声って、なかなか届きにくいことがあります。
「古い」
「ボロい」
「説明がしつこい」w
「スタッフはいいけど経営者家族が無愛想」www←誇張はしてますけどね?笑
その他、山ほどあります。
——そういう言葉の方が簡単で、伝わりやすいのかもしれません。
ま、だいたいあってるけどさあw
でも、古さには歴史と理由があって、
無愛想に見えるところには、人の“誠実さ”や“不器用さ”があったりします。(めっちゃ良く言ってみていますw)
その背景まで好きになって、何度も足を運んでくださる方もいるのに、
(無愛想が好きな人はいないと思うので、そこはつっこまないでね?笑)
その“良さ”は、なぜか声に出してもらえないことも多いんですよね。
そして、良いところを知っていても、
「広めないで自分だけの場所にしておきたい」
そんな方もいます。
独り占めしたい、バレたくない、マネされたくない、混んでるのはいやだ←実際に聞いてきた言葉たちです。
その気持ち、わからなくもないけれど——
広めてもらえなければ、宿は続けていけません。
いいところほど、ちゃんと届く世界になってほしい。
それは、どのお店でも、どの仕事でも、きっと同じはず。
源泉舘のじわぽかを、このお湯を、
「ほんとにいいよ」って言ってくださる方たちに支えられて、
わたしたちは毎日、ここでお湯を守っています。
だからこそ、“本当に良いと思ってくれたこと”を、
これからも少しずつ広めてもらえたら嬉しいです。
悪い口コミだけが独り歩きしないように。
好きでいてくれる人の声が、ちゃんと届くように。
バレたくないってなんなんだろう…アナタのお湯なの…?笑