安全に沸かし湯をお楽しみいただくために

今日は岩風呂の沸かし湯にある「踏み板」と「石」について少しお話を。

沸かし湯の手前(入るところ)には木の踏み板があり、その両端に石が置かれています。
この石は、飾りではなく安全のために置いてあるものです。
(余談だけど、昔は踏み板なかったんだよ!)

長い年月のあいだに、木が空気や湿気に触れることで一部が劣化し、板の下には支えがありません。
そのため、今は両端に石を置いて板をおさえ、安定させているんです。

出入りの際に少し邪魔に感じたり、イスにしたいという方もいらっしゃるかもしれません。
しかしこの石をどかしてしまうと板自体が浮いてきてしまったり、
石が置いてあるはずの端に体重をかけるとシーソーのように反対側が浮き上がり、非常に危険です。

石は動かさないようにお願いいたします。

 

また、右側にある石の下には、この沸かし湯の「栓」があります。
その部分には穴があいているため、穴を塞ぎ、目印として石を置いています。

こちらも安全のため、動かさないようご協力ください。

 

ご理解いただいているおなじみ様に石が移動してる!と教えていただき、お風呂場に見に行ったこともあります笑
意味をわかっていれば行動も変わります。
ですので、説明させていただきました。

石にもきちんと理由があったということです。

 

みなさまが安心して交互浴を楽しめるよう、

どうかご理解とご協力をお願いいたします♨︎

 

 

※上記写真はお湯を抜いた状態で撮影しています。
(お風呂掃除のときしかできないからね〜)