湯治のリアル

湯治って、実際に経験しないとわからないことが多いもの。
でもうちのような湯治宿では、お風呂でお客さま同士の“情報交換”によって自然に知ることができる場面があります。

もちろん静かに入りたい方もいます。
コロナ禍では黙浴をお願いしていたこともあります。
でも、お風呂での会話を楽しみにされている方も多いんです◎
それが相乗効果になってお客さま同士でアドバイスし合うことも少なくありません。

滞在中どんなかんじで過ごしているか、1日どれくらい入っているか、お昼ご飯はどうしてるか・・・
宿側ではわからないことも実際に湯治をしている人なら答えられることってけっこうあると思うんですよね。
もちろん入る回数や時間って人それぞれなので、自分に合った入り方を見つけられるのがいちばんですが、いろんな人の話を聞ければ参考にできる。

 

体験談や実際のことを聞くことはいいことだと思うけど、
、、、たまーに間違った情報や、ちょっと笑っちゃうような噂話が混じっていることがあるのも事実。(笑えればいいんですけどね😏)
だから、どんな情報も「参考程度に」受け取っていただけたらと思います。
せっかくの湯治時間、肩の力を抜いて楽しんでくださいね。

そして、もうひとつ。
お風呂の中では、どうしても声のボリュームに気付きにくいもの。
会話がはずむのは嬉しいことですが、心地よい空間を保つためにも、周りへの気配りは忘れずにお願いします◎
おしゃべりの加減も、人によって違いますからね。

 

静かに浸かるのも、楽しくおしゃべりするのも、
どちらも素敵な時間で、どちらも正解だと思っています。