熊野権現に導かれし温泉

「甲斐国志」によると、今からおよそ1300年前、甲斐の国主・藤原正信公の夢枕に熊野権現(熊野大社に祀られている神様)が現れ、温泉が湧き出しました。これが現在の下部温泉の始まりといわれています。

また、熊野権現が「此の山上に我を祀れよ」と告げ、建てられたのが、別舘神泉の裏山にある熊野神社とされています。

武田信玄公と源泉舘

源泉舘は約1300年前の奈良時代中期からの歴史を誇る自然湧出の特別な温泉を有しています。岩盤の下から湧出する温泉は傷病に特に良いといわれ、古来より受け継がれ、また地元の人々に愛されてきました。現在58代湯守が当舘舘主です。
大岩風呂は、戦国時代の戦によって傷ついた人々の湯治湯として、甲斐の国(現山梨県)の大名・武田信玄公に手厚く保護されてきました。当舘には武田信玄公やその父にあたる武田信虎の土地浴場免許状が残されており、信玄公が源泉舘の源泉を手厚く保護してきました。
また、信玄公自ら刀傷を源泉舘の湯で治したといわれています。

源泉舘を愛した著名人

これまで数々の著名人が源泉舘を訪れています。
井伏鱒二先生もそのお一人。
『とぼけた湯治場 要害温泉と下部温泉』の原稿の中にはチラッと、源泉舘の文字が。神経痛やリュウマチに効く温泉は、たいがい辺鄙なところにあって、行きづらいということや、先生が痔の治療をしたい様子、「源泉舘がとても混み合っていて、泊まれない」などの記載も(笑)
本舘と別舘神泉の間には、「若山牧水」の歌碑もあるんです。

この他にも、舘内には歴代を感じる様々な展示物が。
ぜひ足を止めてご覧ください!

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