温泉に入るとトイレが近くなるのは“冷え”のせいじゃない!?

「源泉がぬるいから体が冷えちゃって、トイレが近くなるんじゃない?」
そんな声をお客さまからいただくことがたまにあります。

でも実はそれ、逆なんです!

源泉舘のお湯は約30度の“ぬる湯”。
急に体温が上がるような熱さではありませんが、そのぶん体の芯からじわじわと温まってくれるのが特徴です。
この「じわ〜っと温まる」感覚、体感だけではなくて実際に体の中でもいろいろな変化が起きています。

たとえば、末端の血管(手足の血管など)が広がって、血の巡りが良くなります。
さらに、内臓の働きも活発になって、新陳代謝がぐんとアップ!
そうなると体は「いらないもの出していこう〜!」というモードになるので、汗をかくまではいかなくても、ぽかぽかしてきたり、トイレが近くなったりするんですね。

特に“利尿作用”が高まるのは、ぬる湯ならではの特徴でもあります。
熱いお湯だと長く入っていられる人は少ないですよね。
ぬる湯は長く入っていられるので、ゆっくりと体を芯から温められます。
内臓の働きや血流もじわじわ活発になるので、利尿作用が促されて、トイレが近くなるというわけ。

つまり「冷えたから出る」のではなく、「あったまったから出る」んですね◎

 

ちなみに…
「栄養まで流れ出ちゃうんじゃ…?」と心配される方もいるかもですが、それはご安心を!
おしっこから栄養は出ません◎(便の方には一部ありますが、通常の入浴では影響ありません)

かく言うわたしも、休舘日にしっかり源泉に浸かると、たしかにそのあとお手洗い近くなるな〜と実感してます😂

 

梅雨入り前のこの時期、まだ夜は肌寒い日も多いです。
ぬる湯にじっくり入って、体の中から整えてみてくださいね♨️